仮夢庵CarimAn

ドラマ『陳情令』についてアレコレ

陳情令 第6話 感想

 

あのうさぎ達は何を食べていたのか。逃げ出したうさぎは誰が連れ戻していたのか。寒潭洞うさぎ事情は突っ込んじゃダメですよね。そして藍忘機 生まれてはじめて酒を飲む。

 

 

 

本編を一話ずつ、感想というかツッコミながら書く。
基本的に自分用の覚え書きなので乱文。

【注意】
3or4周目なので当話のみでなく先々までのネタバレあり。
時々BL風味あり。
閲覧は自己責任で。

 

 

 

 

 

 

 

 


第6話 志の継承

 

 

つまみの落花生持参で魏無羨の部屋にやってきた聶懐桑。江澄も交えて仲良く酒盛り。
前回天子笑を買ったのは魏嬰でした。というか彼しかいないか。

 

江澄の好きな娘はさー
言うなよおい!
ええ 知りたいなー教えてよー


修学旅行の中学生みたいなノリで大騒ぎする三バカ公子。(江澄をバカ呼ばわりは忍びないが今回はね)


「何をしている。」


引率の藍忘機先生に見つかる。そりゃあんなに騒いでりゃバレるわな。

 

ベッドでドタバタしてた3人がピタッとなるコントめっちゃ好きだ。垂れ髪をサッと払って脚を組む魏嬰の動きもいい。


阿吽の呼吸で江澄と懐桑を部屋から逃がすと、藍湛の肩にお札をピタッ。
え?それで含光君を操れちゃうの?ズルいぞ魏嬰。そのお札私にもください。

 

お猪口一杯の酒で倒れる含光君。
「おい、寝るなら自分の部屋へ行けよぉ」
飲ませたキミが悪い。

 

そう、抹額は大事です。基本的に伴侶となる人にしか触らせてはいけません。
魏嬰はぜんぜん深く考えず、この後も平気で触るけど。

この時思わず出た藍湛の「何をする」が年相応な感じで良い。(普通話の声優さんだと思うけどすごくキャラに合ってる)

 

こんなお堅い家に嫁なんか来るもんかと魏嬰は言うけど
いや…!
いやいやいや!
この藍二公子になら嫁ぎたい女子は山のようにいると思うよ。ついでに嫁にきて欲しい公子もきっといる(笑)

 


ともに両親に縁の薄いこの二人。
母はいないとうつむく藍湛に深くは聞かず、自分も早くに死んだ両親の面影なんてほとんど覚えてないと話す魏嬰は優しい。
そして二人で酒を…飲んだ……のかな?魏嬰がひとりで飲んでたか。


なんとなくこの時の藍湛の顔 気になる。(引き画だからかこんなに顔が影になってるシーンたぶんない。含光君には文字通りいつもしっかりレフで照明当たってるのに。)

 


あの後、魏嬰がひとりであれこれ話しながら酔ってそのまま先に寝ちゃったりして。そしてその顔を藍湛(微酔)が黙ってじっと見たりして。そして亥の刻にはオートで寝ちゃうんだよね藍湛は。

 

 

翌朝、清談会から戻った藍啓仁に茶を淹れる藍曦臣。清河聶氏のところでも不穏な事件が起こっている様子。


この茶器の棒がなんかステキ。真鍮か何かかな。藍氏は家具とか小道具がいちいち凝ってる。蔵書閣といい静室といい、雲深不知処が一番細かく描写されるから作り込みがいがありそうだ。

 


酔って寝過ごしたー!の魏無羨が振り返るとそこには牀榻から落ち、寝乱れた含光君。
片膝立てて裾も乱れ、角度のついた首すじに無造作に髪が一房。
綺麗な形に落ちてるなあ。ドラマだから当たり前だけど(笑)

魏嬰よく噴き出せるね。ちょっとドキドキしましたよこっちは。


けしてケチをつけるわけではないが、この魏無羨の噴き出し方独特じゃない?この後も何度か同じ感じなんだ。演じ癖か。

 


藍先生の前に出て、すすんで罰をうけると言う藍忘機。俺が無理やり飲ませたんだと一生懸命かばう魏無羨。
それはそう。でも偉いね。お調子者だけど正直で友思い。魏嬰の良いところだ。
2人とも戒尺300回の罰をくらう。


え?あれ?

戒尺300ってアノ時のアレでは??


ずっと気になっていたので今回ちゃんと確認してみた。
あっちは戒鞭300回でした。笞刑ってやつか。
尺と鞭じゃダメージがまったく違う。そして鞭だとあの痕が…と、たぶんそーゆーことね。
でもあのでっかい尺で叩かれるのも相当痛そうだ。

 


どこもかしこも痛いよぉと師姉に甘える魏無羨。当帰と羊肉の汁物をねだる江澄。そんな弟たちを嗜めながらもしかたないわねと微笑む厭離姉さま。
この3人の明るくて優しい関係が本当に本当に好きだったよ。

 

戒尺の傷は冷泉で癒すといいとすすめる澤蕪君。魏嬰の母 蔵色散人が藍先生の学友だったことも教えてくれる。

魏無羨とまったく同じタイプのしかも女性?
それは…なかなかヤバい(笑)


「叔父もヒゲをたくわえるのは苦労しただろう(遠い目)」

ナニをしたんだナニを!蔵色散人!気になるぞ!

 

 

温情は不夜天のボスにお札を燃やして業務連絡。面白い通信手段だな。
「陰鉄は水の中に?」

 

 


滑らかな肩を晒して冷泉に入っている藍忘機。魏無羨の呼ぶ声に急いで衣を羽織る。上衣まできっちり…チッ。

藍湛があんな格好で入ってるってことは、この場所は皆が知っているような所ではない。なぜ魏嬰が?
「澤蕪君に聞いた♪」

また兄上か…みたいな顔をする藍湛。

だよね。このあたりの澤蕪君、言い方は悪いが遣り手ばばあみたいだもんね。絶対楽しんでるぞあれは。

 

「友だちになろう!」
「治療だから服脱ぐんだよ?」
「今度さ 雲夢に遊びに来いよ」

魏嬰はまっすぐで無邪気で距離感が近い。藍湛には戸惑うようなことばかりする。そこはいいけど

「雲夢の女の子は美人だぞー」

それで、わあ雲夢行きたーい!となる相手かどうか見てりゃわかるだろ。懐桑じゃないんだから。


ふいに怪しい気配。

何ものかに水に引きずり込まれ、寒潭洞に迷い込んだ魏無羨と藍忘機。
濡れ髪の艶感が素敵。


白い琴からの弦殺術で魏嬰吹っ飛ぶ。
大事な抹額でお互いの手をつないで回避。


抹額貸してと言ったのは魏嬰だけど、藍湛がクルクルしてくれたわけで。
対応は相変わらず塩だけども、それなりにその他大勢とは違う存在になってるんだろな 魏嬰は。まだハッキリ認識していなくても。

まあ主人公の彼といると抹額の多目的使用に抵抗薄れるよね(笑) 物語上それはしかたがない。

 

琴に触らないと言ったそばから触ろうとする魏無羨。深く考えずしゃべるのはやめましょうね。所かまわず腰をおろすのもお行儀が悪いことですよ。
…子どもの躾か。

 

問霊のイメージエフェクトがとても綺麗。
というか藍湛はいつでも完璧に綺麗。←

 

 

一方、雲深不知処内では魏無羨と藍忘機がどこにもいないと騒ぎになって皆で探している。


江厭離と金子軒が少女マンガだ~。この2人はお似合い。木々の緑と流れる滝がとても美しい景色。

 

 

寒潭洞では琴前に女性が。
先達にキチンと挨拶する藍忘機。目上の者に対した時の藍湛のこの感じ、なんか好き。

「寂しくないように飼ってるけどよく逃げ出すのよ」
そんな普通のおばさんみたいなことを言う抹額うさぎの飼い主 藍翼(の霊識)が陰鉄の秘密を語る。

 

数百年前、薛重亥によって錬成され、五大世家によっていくつかの欠片に砕かれ封じられた陰鉄という邪法器。その陰鉄を制御し世のために利用できないかと考えた藍翼だったが叶わず命を落とす。自分の過ちを償うため残った霊識でその陰鉄をなんとか抑えてきたが、今その力が尽きようとしている。そこへ二人が現れたのだと。

 

過去に陰鉄の扱いについて対立した藍翼と抱山散人。それぞれの子孫と孫弟子にあたる藍忘機と魏無羨。怨念の利用を考える者と知己の身を案じてそれを止める者。

陰と陽。正と邪。

志は螺旋にねじれて二人の若者に託される。

 

それが天意ならば今度こそ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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