陳情令 第8話 感想
よく出てくる赤い山査子飴。美味しいのかな?魏無羨は実はカッコいいのです。そして聶懐桑くん、さすがお目が高い。
本編を一話ずつ、感想というかツッコミながら書く。
基本的に自分用の覚え書きなので乱文。
【注意】
3or4周目なので当話のみでなく先々までのネタバレあり。
時々BL風味あり。
閲覧は自己責任で。
第8話 不吉な影
座学も終わり皆それぞれの故郷へ帰る。
魏無羨はその前にうさぎのところへ。
うさぎの中に一匹額の毛がポツっと出てるのがいて気になっている。抹額の名残?
あの藍忘機がうさぎと遊ぶ…とは他の誰も想像しないだろう。それをこの時点で見抜いていた魏無羨はやっぱりスゴいのだと思う。
皆が憧れながら敬い畏れ、遠巻きに接していた含光君を、ただの同窓の少年 藍湛として見ていたのはきっと彼だけだ。
藍忘機が陰鉄探しの旅に出かけると気づいて、自分を連れていかない気かと怒る魏無羨。
男がうさぎと遊ぶとは、と言いつつ撫でてる江澄かわいい。うさぎに鼻チョイチョイする魏嬰もかわいい。
でも江氏三人が捌けてから、こっそりうさぎに別れの挨拶をする藍湛が一番かわいい、と思ってしまう。…処置なし。
「また会おう」はそこにはいない魏嬰にも向けた言葉。
荒天の夜、藍曦臣のもとへ温晁クンがご来訪。
敷物で靴の泥を拭く。お手軽に出るワルモノ感が良い感じ。
陰鉄を持つ藍忘機を狙ってるよーと宣言。
(日本古典の「沓」が馴染みがいいかと使っていたけれど「靴」にする。但し素材不明)
ずっと思っているんだけど、この世界は靴脱がない生活なの?皆さん土足のままふつーに部屋入ってるよね。
清朝後宮ものみたいに完全イステーブル的な高さの家具ならわかるが、かなり低い卓でも靴のままなんだなー。
特に姑蘇藍氏は衣装が白なので気になっている。洗濯係として呼んでもらえないかな。それとも法力パワーで汚れないの?
「夜狩りに行く(ニコチャンマーク)」
簡単なメモだけ残して、魏嬰は藍湛に合流。
藍忘機 衣装変え。洋服のような筒袖を手甲でまとめた動きやすい空色のお出かけ着。でもあちこちヒラヒラしてる。凝ってるな。
こういう古装にも名前があるのだろうけど、全くわからない。調べると面白そうだ。
再びのビワキャッチ。藍湛今度は返さないけどそのビワどこに?
「くだらん(无聊?)」
そう言うけれど、まったくの赤の他人にこの言葉は使わないだろう。友だちらしくなってきた?
同行する二人を温晁クンの梟(にまったく見えない鳥)が尾行。
魏無羨、特製呪符の糸でさっさと先を行く藍忘機を足どめ。器用な彼はもともと発明家でもあるらしい。
「同袍」「無衣」出典ありそう。仲良しぽい名前をつけたいわけね。
陰鉄が反応。
たくさんの人が行き交う潭州の街。
聶懐桑と合流。
藍湛のちょっと驚く顔。
魏嬰驚きすぎ。でも懐桑の仮面のクオリティすごい。
懐桑はひとりでふらふらしてるの?あ、ナニか良からぬことを目論んでるのか。春画の仕入れ()とか。
仮にも世家公子なのに供も連れず物騒じゃないのかな。わりと他の人も単独行動するよね。
色とりどりの提灯、出店、藁筒に刺さった真っ赤な山査子飴。賑わう街の楽しそうな雰囲気がこの頃の魏無羨によく馴染む。
逆に雲深不知処の純粋培養種である藍忘機は人混みが苦手。
魏嬰が「平気だよ。一緒に行こう。」と笑顔でその手を引くのは象徴的だ。独り静かに書と琴の閉所から、人と心通わせる世俗へと、藍湛の世界を広げたのは彼だから。
人混みは蒔花女の招状。
舞う花びら?の中、藍忘機に見とれる聶懐桑。
「まさに絶世の麗人だな。なんて凛とした貴公子だ。」
すごい!よくわかってる!さすがは清河聶氏の異端児。武芸より風流と雅を愛する聶公子。
このくらいのことを隣の男にも言ってもらいたいものだ。
「確かに麗しい……白装束だ」
これだから。
聶懐桑もあきれて扇子をとりあげる。
でもそのあとそっと見て
「うん、きれいだな」
みたいにニッコリしてたのは良かった。何が良かったのかわからないけど(笑)
陰鉄がまた反応。
蒔花苑に来てみるとすでに温晁がそこの陰鉄を奪ったあとだった。
陰鉄のせいか温晁がやったのか蒔花苑ボロボロ。牡丹が変化して招状まで?陰鉄パワーなんでもありだな。
「そんなヤバいの持ってる我らは危険では?」
「お前関係ないだろ、藍湛と俺だよ。」
仲間に入れてあげなよー(笑) 聶兄だって友だちじゃん。 ルール破りの魚捕りした仲じゃん。
温晁は薛洋を手伝えという若寒パパの命令を無視して、温情の故郷である大梵山で藍忘機の陰鉄を奪う計画。舞天女の結界を壊して罠の準備してる。
人食い とは温寧のこと?過去に何かあったのかな。怨念に憑かれて暴れたとか。
酒楼で偶然会った江澄と温情。
嫌がらせのふりをして江澄に魏無羨を助けてと伝える温情は賢い。店員さんはちょっと気の毒だったけど(笑)
賢く強く優しく美人の温情さん、憂いを含んだ眼差しもとても好きだけど、別の姓に生まれていたらこんな苦労せずに済んだのに…と、この先もずっと思ってしまう。
魏無羨たち三人は大梵山。
温おばあさんの案内で舞天女の祠へ。
懐桑は弱いのにナゼ平気で不気味な天女像に近づき背を向けたりするんだろう。迂闊すぎですよ。
2話の墓守のお爺さんとここのおじさんが何者なのか未だにわからない。
祠の中で眠ることになった三人。寝姿にそれぞれの性格が出ている。
この魏無羨のポーズ好き。赤い内衣?のプリーツが見える。
含光君はさすがの寝姿勢。これで休めてるのかな。
まあ、この二人は寝てないか。
聶懐桑は船をこいでてかわいい。この後もアワアワと逃げ惑ったり隠れたり。他のメンバーがガチなのでこのへんの懐桑くんは癒し。
舞天女が動き出す。
藍湛は剣で、魏嬰は呪符で戦うが、石像だからか剣はきかない様子。狙われているのは藍湛(の持つ陰鉄)。
防戦一方になる藍湛を魏嬰が絡め糸で守る。
うわーカッコいいなあ!
跳んで回って、衣装がひらり髪がバサリ。このための長髪古装じゃないですか!
今までもアクションあったはずだけど…あれ?こんなにしっかり敵と戦うのなかったっけ??
とにかくここは文句なしに魏嬰が素敵。
「藍湛 石像に好かれたな」
こんなセリフを言える余裕もその不敵な笑みも、呪符を放つポーズも。バサリと乱れる髪に混じる紐の緋色もきいている。
ああ、この人こんなにカッコよかったんだーと思いました。
今までアホとかたらしとか言ってスミマセンでした。反省します。今だけは。
このドラマ全体で、藍忘機が魏無羨を守るという形が多いので逆は新鮮。それも良いのかもしれない。
懐桑くん、さすがにそこは魏兄をほめるとこでしょ。
というかキミは本当に戦わないんだな(笑) 傀儡の群れを見て仙師がただ神頼みってのもどうかと思うよ。
傀儡たちは一般人なので、手に思い思いの得物を持っている。お玉とか物干し竿とか。これは怖いのか?でも大群だからなー。
そんな人たちが入って来ちゃったよー。
さあどうする。で、次話へ。
了