陳情令 第9話 感想
今回はぜひ言いたいことがある。何度か出てきてる温晁くんの“梟”。でもその鳥 本当にフクロウですか?ってことだ。
みんなが「岐山温氏のフクロウだ」「またあのフクロウが」って言うけど、どう見てもフクロウに見えないんですが?
だいたい鳴き声変だよ。梟は「ホーホー」じゃないの? それに昼間は活動しない、でもそこは特別な仙界のフクロウなら昼夜お仕事はアリかもしれん。でもフクロウって羽音がしないのよ? あんなバッサバサいってたら獲物獲れないのよフクロウは。
黒いモヤモヤ足されてるけど、シルエットも猛禽類かカラスだろうそれ。口ばしもなんか変だ。
とにかくそれはふくろうじゃないぞー!!
あースッキリした。
ではいつもの注意から。
本編を一話ずつ、感想というかツッコミながら書く。
基本的に自分用の覚え書きなので乱文。
【注意】
3or4周目なので当話のみでなく先々までのネタバレあり。
時々BL風味あり。
閲覧は自己責任で。
第9話 惑わしの霧
大梵山 舞天女の祠で天女像に襲われた魏無羨、藍忘機、聶懐桑の三人。温晁の罠だと気づくが目の前には大勢の傀儡が。
「なぜ私ばっかりこんな目にー」
聶懐桑くん、それはきっとこの二人についてきたからだよ。
前回魏無羨が「お前関係ない」と言ったのは、陰鉄を持つ自分たちと一緒にいたら危険だから遠ざけようとしたのでは…いや単に仲間外れにしただけかもしれないけど(笑)
懐桑、藍兄て初めて言った。お友だち感~。
魏嬰が金糸障を張ってとりあえず傀儡たちを止めたけれど、そこ出入口なのであとは強行突破しかない。
「そんなのムリムリ!作戦練って行かないと死ぬって!死んだら私の雀が…」
はい 含光君の禁言術。懐桑もくらってたのか。
聶懐桑、ここまで来て雀が…とか。何て言おうとしてたのか気になるわ(笑)
そこへ温情が吹く笛の音。傀儡は皆そちらに引き寄せられ、三人は助かる。
ドラマ全編で音律が法術として使われてる。何かを呼んだり操ったり鎮めたり。温情の笛はここだけかな。分家でも温氏だから火を操れるのか。
ホッとしたところで祠奥から江澄登場。
あれ?え?どこから入ったの!?
「どれだけ俺が…いや姉上が心配したか」
わかりやすーく素直じゃないヤツ。
要するに、魏無羨が「藍忘機を追って」姿を消したのが気に入らないわけね。仲の良い兄弟分が無愛想な友を追いかけて危険な目に合ってるのが。
江澄は江澄で、魏無羨がいないとさびしいのだ。
ずっとバディだったしこれからも一生そうだと信じていたのに、その友はポッと出の他人に妙に興味をひかれてる。それが誰もが認める優秀な含光君。魏無羨の隣に並び立つのは藍忘機のほうが相応しいのか?ずっと魏無羨に対して感じていた複雑なコンプレックスもチクチクと刺激される。
藍湛もコミュ力高く江澄とも友だち~みんなで仲良し~になれたら良かったんだろうけども、そうなれる人なら魏嬰にハマらないわけで。
「俺が勝手についてきたんだ。藍湛を責めるなよ。」
そんなん言われたらよけい気に入らんわね。気持ちはわかる。
でも、江澄には悪いがドラマとしてはそっちの知己優先なんで。ここは諦めてもらいましょう。
私としては、江澄くん とにかくずーーっと不憫なので、優しいお嫁さんが来てくれるといいなと思っている。わりと本気で。
祠から出ると外はすっかり日が昇り、温晁の梟を温情がとりあえず退けるが傀儡となった村人達がまた動き出す。村人も自分達も皆助かるにはあの梟を倒すしかない。
金糸障(こんな粗い網で平気か?懐桑の気持ちわかる)で江澄、聶懐桑、温情の三人を囲って守り、魏嬰と藍湛は梟退治へ。
魏嬰さん、そこ別に温情の腕を握らなくてもいいのでは?
メンバー的に複数ザワつく人がいそうな気がするんだけどわざと?悪気なくこーゆーことするからなあ この人。
これとか射日後の再開シーン見て、温情とのラブ要素があるのかと私は思ったんだけど特になかったね。絆はあったけど。
そして江澄に「お前が守ってやれよ」
誰を?温姑娘を?
どこでもはみ出す聶懐桑公子、ワタシは好きですよー!
玄鉄製の扇子でチョピチョピ叩く物理攻撃も(笑)
それもしかして16年後も同じやつ?物持ちがいいのか…。
森での梟との戦い。
幻音の霧が深く立ちこめ魏無羨の術を阻む。さすが音律を得意とする姑蘇藍氏の藍忘機にはお見通し。
藍湛の指示で五識を閉じ、剣芒と赤裂符で飛んでくる鎖と戦う二人。
悪人は太い鎖が好きという不文律でもあるのかこの世界。温寧も鎖巻かれてたな。
やっと背中をあずけて共闘するまでになった。お互いを信用していないとできないことだね。ちょっとホロリ。
藍湛が剣の先でチョコチョコっと鎖斬るのちょっと笑う。いやカッコいいんだけどなんか…全然違うんだけど3分クッキングみたいで(笑)
魏嬰が鎖に捕らわれちゃったー!首ガックリ…はブラフでした。
襲いかかってきた梟をニヤリと笑って…
いや 素手!?
ここへきて呪符でも剣でもなく素手で首ひねるって。食鶏の絞め方よそれ(笑)
さすが陳情令のトリックスター魏無羨(主人公だけどな)。知恵?知恵なのかこれは?
そしてしつこいようだけど最後だからもう一度言う。どっからどーーー見てもこの鳥フクロウではない。
その鳥の死骸ほっといていいのかな?
なんかまだ禍々しいオーラ出まくってるけど。
なんか止めを刺すとか持ち帰るとか。
あ、温晁くん。ああいいのか。やっつけた判定なんですね。了解。
戻ると温情たちは大梵山温氏の墓地に。
傀儡だった村人は温情の一族。後に魏無羨と浅からぬ縁で結ばれる人々…あ、阿苑だー!
おばあさんもおじさんもあんなに出番が多いとはこの時は思わなかったな。
パパの指示に逆らった温晁くんが叱られてる。
今度は基地の中に入るどころか画面に映りすらしない。残念。次は頑張りましょう。
危機を脱した5人、大梵山からの道中。
聶「もう面倒はおこりませんようにナムナム」
魏「俺といれば髪の毛1本失うものか。」
どの口が言うのか。自覚がなさすぎる。
魏嬰といると髪の1本くらいストレスですぐ失いそうだ。
おや、聶兄 鶏発見。
いやー野良?あんな野良の鶏いる?いるのか中国には…あんなプリマスロックみたいな野良鶏が。
鳥にこだわりすぎですね。どうも梟問題が後をひいてるらしいな。反省。
魏無羨と藍忘機が温情をこちらに勧誘。江澄も戻ればひどい目に合うかもと温情の身を心配する。
でも大事な弟 温寧が不夜天にいる限り、温情には岐山温氏に戻るより他に道はないのだ。
いつもキツい表情で冷たく突き放すような言動も、彼女の本性ではないはず。本家の家風に反発と恩という矛盾を抱え、幼いながら総領娘として分家一族を率いてきた。頼れるのは自分だけ。油断したら崩れそうでいつも気丈に振る舞っている、ように見える。
温情さんも辛いのよ。
描写がしつこいのは私がこの手のキャラに弱いからだ。わかってる。
要は不器用なんだけどさ。
むしろほぼ不器用な人しかいない陳情令。
あーあ、みんな幸せになって欲しい。いや欲しかったなあ。
さて、気を取り直して。
櫟陽の街。
酒の試飲につられた魏無羨。
人を引き止めるのに服を引っ張るのはやめなさい。確かにちょうどいい感じの紐だけども。
藍湛は「離せ」くらいは言ってもいいと思う。
そうだよね。RPGでも街の酒場で情報収集は冒険の基本だ。世慣れた魏嬰らしい提案。けして酒を飲みたいわけじゃ…
「三甕たのむ」
飲みたいだけかもしれない。
ジャラリと紐でまとめた硬貨を出す魏無羨。
今まで支払いは銀粒か金粒しか見てなかったけど、こういう硬貨も流通してるんだ。
この街の仙門 常氏の屋敷で怪しいことが起きているらしい。住人が突然姿を消し、なのに夜中になるとドンドンと中から扉を叩く音と泣き叫ぶ声が…怖いなそれは。
陰鉄が強く反応して藍忘機に悲劇の一端を見せる。
「藍湛、精神を集中しろ!」
意外ー。魏嬰がこんなセリフを言っていたとは。今回改めて見るまで忘れてた。いつも藍湛が魏嬰に言っていたイメージしかない。
常氏の屋敷へ向かう一行。
「私は行かない。ここで孟瑶を待つよ。」
みんなー聶兄に返事をしてあげてよ。三人とも無言で行くなー(笑)
着いてみれば一家皆殺し。
惨劇の元凶は陰鉄?
次話、問題のあの人が登場。
了