陳情令 第5話 感想
魏公子、お仕事中禁酒は一般常識ですよ。そして藍二公子はけっきょく春画を見たことがあったのか?
(8/5少々加筆)
本編を一話ずつ、感想というかツッコミながら書く。
基本的に自分用の覚え書きなので乱文。
【注意】
3or4周目なので当話のみでなく先々までのネタバレあり。
BL風味あり。
閲覧は自己責任で。
第5話 湖の怪
前回トンデモ怨霊利用説を唱えて藍室から追い出された魏無羨。
裏山で考えるフリしてサボっているところを藍忘機に見つかり蔵書閣へ連行される。
すごーく細かいんだけれど、ここのシーン、殺陣が終わり魏嬰がセリフを言いながらさりげなく藍湛の上衣の袖を直す。ここと、次話 かな…冷泉シーン。脱いで放った沓が水に落ちたのを、芝居は続けながら拾って岸に投げる。この2ヶ所がとても好き。
袖のほうは長回しではないので、前後でえ?めくれてた?と思ったけど、ポイントはそこではない。
私がここを好きなのは、演者が慣れてるなーと、そしてとても魏嬰ぽい動きだなと思うから。雑なようで意外と細かなところに気がつく。原作未読なのでそちらのキャラは知らないが、肖战の魏嬰はすごくよくできていて流れるように自然でとても魅力的だ。
いや、うん それだけ。(魏嬰を褒め慣れないのでなんか照れる。)
蔵書閣。無羈・忘羨が微かに流れる。
このセットすごくない?いや、このドラマ全体の世界観の再現度すごすぎない?特に雲深不知処のディテイルが一番ツボだなあ。
もうここに住みたいですワタシ。
ダラダラと罰の書写をする魏無羨。
景色にとけこんだように端然と座る藍忘機にちょっかいを出す。
「うわー字上手いねー。ねえねえ返事してよー。藍湛てばー。こっち見てくれよぉー。」
睨まれても無視されてもしつこく絡めるのもある意味才能である。
足を下ろせと言われて上がり込むってどーゆー了見なのか?
グダグダと言い訳を繰り返し、謝るからさーとか言ってるけど絶対悪いと思ってないだろオマエ。
本当に反省してる人間は「ごめんごめーん」とお気楽に繰り返して墨クルクルしたりしないのだ。
座して乱れず 含光君、禁言術でサラリと解決。素敵。
温情姉さんは弟に陰鉄捜しの件は伝えていないらしい。
弟のため一族のため。いつもひとりで頑張るのは彼女のほうだよなあ。先を思うとツラいわこの姉弟。
後日、再び蔵書閣。
「礼則編」1000回書写の罰をようやく終えた魏無羨。藍忘機の姿画を描いてプレゼント。
上手いじゃん。
さすが六芸に通じなんでもできる男。ムダに多才。
画の花飾りに少し目を張る藍湛かわいい。
「あーわかってるって。“くだらん” だろ?」
「“極めて” くだらん」
!
ナニこの返し?藍湛なんかレベルアップしてるよ!
しばらく魏嬰と一緒にいて確実に何か刷り込まれてるぞこれは!
そしていつの間にすり替えた?という春画には藍湛 激怒。
そこはちょっとレベル高すぎたよね。というか魏嬰がからかいを二段構えにするほど藍湛のレベルが上がったと言うべきか。
その程度の春画ごときでそんな怒らんでも、とは思う。そこは魏無羨に同意。
でも潔癖藍忘機の怒った顔と乱れ髪バッサーがめっちゃ好きだからいいや。
破った春画は結局誰が片づけたのかな?そっちが気になるわ。
「失せろ」
含光君らしからぬ乱暴な言葉で追い出された魏無羨。
江澄と聶懐桑に武勇伝?を語る。
「せっかく聶兄からもらったのに破かれちゃったよ」
「ああ 春画なら山ほどあるから気にするなって」
オマエのか。
こいつら机並ばせたの誰よ。
江澄も苦労するよね。がんばれー。
藍氏双璧の会話。
雲深不知処裏山の結界はわけあり。
誰が立ち入ったのかと聞く兄に「魏嬰が」と答える藍忘機。
なにげに名前で呼ぶようになってるなぁ。
そこへ蘇渉(この辺でちょこちょこ出てたんだ)が来て報告。
彩衣鎮に水の怪が出たので退治して欲しいと要請があったとのこと。
準備をして向かう途中で魏無羨、江澄、温姉弟も合流。
「なぜ同行を許したのです?」
「お前が江氏の二人と行きたがっていたからだ。違うのか?」
この兄さまはなぜこうも察しがいいのか。
でもそれにしても宿の部屋割りおかしくないですか?
普通に考えて二人部屋なら、藍氏兄弟、江氏二人、温氏姉弟、の組み合わせじゃないの?
ナゼ藍湛と魏嬰の2人が同じ部屋?
そーすると江澄と藍曦臣が同部屋なんだろか?そちらの2人を想像するとなんか笑ってしまう。江澄気まず(笑)
水の怪退治に碧霊湖へ向かう一行。
あの傀儡とこの水の怪は何か関係あるのではと言う魏無羨、それ正解○。
でも夜狩り(仕事)中に飲酒は✕。
どっから持ってきたんだその酒。
藍湛にドボドボと捨てられる。この問答無用感が大好きだ。そしてちゃんと甕は返すお行儀の良さ。
でも魏嬰たら一口も飲んでないのにくれようとしたのか?そーゆーとこなんか優しいよね この男。
湖ではワカメみたいな水の怪が船底に張りついていた。吃水の位置でそれに気づく魏無羨。さすが主人公。
魏嬰は藍湛と仲良くしたいのはわかる。が、「酒を捨てられて俺が文句を言ったか?」
それは言ってただろさっき。
藍湛も剣の銘を聞いたりしてまあまあ話をするようになったね。相変わらず「離れろ」「くだらん」「親しくはない」だけど(笑)
水の怪はグルグルして水行淵に。
温寧の白瞳にビックリ!の魏嬰、藍湛に助けられる。
「襟じゃなく手をひっぱってくれよー」
「他人にはさわらん」
そうだ。そう言ってたなぁ この頃は。16年後のベッタリを見たら本人驚くだろうな。
宿へ戻っても起きない温寧にお守り?を渡す魏無羨。
「俺を信じなくてもかまわない。いらなきゃ捨ててよ。」
このスタンスすごく魏嬰らしい。でも温寧は大切に持っているんだよずっと…。
江澄、櫛をここで買ったの?
ほんのり温情が好きな感じ、表情が若者らしくてとてもいい。
温情姉さま、温寧くんに蓮の実買ってあげたら?いや、よしよし じゃなくて。
藍湛、ビワの取り方…達人ですか?てか手の向きおかしくないですか?
魏嬰、返されたビワを江澄にあげなーい。
兄さま、また弟の心を深読みしなーい。もはや藍湛の反応を楽しんでますよね?
でも明るい陽射しに水の碧に衣装の白と淡青。綺麗な1コマだ、このシーン好き。
おや?誰か天子笑を買ったよ。
さて誰でしょう。
正解は次話で。
了